2011年9月11日日曜日

「7つの言語7つの世界」を読了

まぁ、洋書で「seven languages in seven weeks」というタイトルの本です。
PDFで洋書なら読めるようなんですが、ちょっとPDFより本で読む方が好きなので、
和訳が出たので購入しました。

原文では7つの言語を7週間といっているが、1つの言語を三日間にわけて説明していますが、
7言語*3日=21日じゃね?とは思います。

Ruby、Io、Prolog、Scala、Erlang、Closure、Haskelの7つなんですが、やはり関数型の趣向が強いですよね。
Io,Prolog,Erlangはほとんど触ることのない言語について、学べたことは大きいし、ScalaやHaskellなどは
Erlangのアプローチを引き継いでいるので、その元となる言語を学べるのは大きい。
Prologの論理プログラミングの考え方もルールを与えて計算は言語に任せるというアプローチは非常に
面白いものだし、これはErlangも使っているし、他の言語でも使われていくのではないか?と思いました。


あと、この筆者はRuby好きで、静的型付けを嫌いなんだなぁということが見え見えなのがちょっと。。。。。
Scalaのの章の後Erlangの章では動的型付けについて、すばらしいだろうかと言わんばかりの説明だったのが
ちょっと嫌だなぁと思うところがありました。

あと、これは第一版だからしょうがないかもしれないが、誤字があったりもします。

  • 句読点が正しくない。(これはどうでもいい)
  • 説明がおかしい点がいくつか?(どこだったか忘れてしまった)
    • これについては、後日のせます。


でも、本当にいい本です。!!!っていうか、言語を知りたいという人は必読だとは思います。

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