2019年12月25日水曜日

TCP技術入門を読んだ

とりあえず読みました。
キーワードだけでも抽出しました。その後深堀していく予定。
この本のメインは輻輳制御アルゴリズム。


TCP入門

UDPについて
 HTTP over QUIC
TCPの基礎
 RUDP UDPの信頼性機能追加
 WTCP 携帯特化のTCP
 SCTP 信頼性の高い順序データ配信。メッセージ指向、マルチホーミング、マルチストリーミング、生存確認(ハートビート)、イニシエーションの改善。
 DCCP UDPの輻輳緩和目的

TCP/IPの変遷

 ARPANETの歴史から輻輳制御アルゴリズム導入。インターネット、無線、モバイル、クラウド、IoT LPWAなど。

TCPとデータ転送

ヘッダフォーマット。
コネクション管理。確立、切断
フロー制御、ウィンドウ制御
輻輳制御
再送制御
初期のアルゴリズム
 Tahoe
 Reno
 NewReno
 Vegas


輻輳制御アルゴリズム

輻輳制御の考え方  
輻輳制御の有限オートマトン
  状態
   open
   disorder
   recovery
   CWR   
   Loss
アルゴリズム
Lossbase 、Delaybase 、Hybrid
 NewReno
 AIMD
 Vegas
 Westwood
 HighSpeed
 Veno
 BIC
 HTCP
 Hybla
 Illinois
 YeAH

CUBIC

Linux標準の輻輳アルゴリズム
BICの輻輳ウィンドウサイズ増加関数を三次関数に置き換え。
擬似コードで確認

BBR

Googleが開発したアルゴリズム。
Delaybase輻輳制御
GCPでも使用。
擬似コードで確認

TCPの最新動向

通信端末の多様化
 センサー
 スマートデバイス
 M2M
接続先の変化 
 クラウド
 エッジ
 マルチアクセスエッジコンピューティング
5G
 eMBB 8Kなど
 mMTT IoT
 URLLC 自動運転、ROS
 ミリ波帯
 マルチパスTCP
IoT
 LWIG
 CoCoA
 NIDD
データセンター
 DCTCP
自動運転
 輻輳制御が必須