2012年2月20日月曜日

ソフトウェアテストの教科書読了

先月に出版された本ですが、バルテスというテストをメインとする会社の人が著者らしいです。

読んだ感想は

  • テスト設計、実施、モニタリングというテストフェース全体を網羅する内容を明解に記述
  • テスト技法についても結構なページを割いて説明をしていたため分かりやすい内容
    • 新人とかに読ませるとよいのかなと思います。
  • テストケースの内容が組み込み系にマッチング
  • テストケースを少なく効率的にテストする思想があった。
  • テスト設計書は重要!!!
    • 追跡性、関連性(関連ドキュメントやドキュメントIDなど必須)
    • テストの定義を記載
      • なにを目的とするテストなのかを記述
      • レビューする人が分かるレベルに記述。
        • 後々なんでこんなテストしたの?ってわからなくならないようにする。
    • テスト項目対象外も記載。
      • これもなんでテストやってないの?ってなってしまうので。


個人的にはすごい読みやすい本だと思いました。
ってかテストの本を読んだの初めてかもしれない。。。。。。ほかのテストの本を読んでみて、比較してみます。
今までこんなテストを実施する立場にはあまりいなかったので。



まぁ、この本を読んだのは、現在プロジェクトで既にあるコードから設計書作成して、
再テストを行うという泥臭い仕事をしているんですが、

  • ドキュメントフォーマットが揃っていない。
  • テストプロセス、テスト実施方法が決まっていない。
    • テスト項目洗い出し方法等もまとまっていない。
という結構やばい状況だったので、それを脱出すべく本から知識を拝借しようと思い読みました。