2014年12月20日土曜日

関数プログラミング実践入門読了

関数プログラミング実践入門を読み終わりました。(1回目)

#1回目はさくっと読んで、もう1度じっくり読む派なので、全て理解しているわけではないです。

結果としては、「良い本」だと思います。
以下、良かった点、悪かった点を書き示します。

良かった点
  • 関数型言語(主にHaskell)を実践で使える様になるための説明になっていた。
    • サンプルコード、図解なども多かった。
  • 「6.2のトップダウンで考える」は参考になる。
    • トップダウンで設計するのは当然だが、他の本にはあまり書かれていない内容だったので、面白いと思う。

悪かった点:
  •     初版だけに誤植が多かった。
    • これはしょうがないと思うので、今後の版で修正されると思われます。注記が多すぎるのも気になった。
  • Haskellと他の言語の比較の際に、他の言語の設計がよくない。
    • 多分述べたいことは、関数型言語にすると、悪い設計ができなくなる(主に副作用)ことを言いたいのだが、そこまでの根拠が薄い感じがした。
  • 7.4以降の依存関係の話は不要ではないかと。
    • ちゃんと説明はできているのだが、穴が多い気がする。バージョン4桁の説明も曖昧だし。


 関数型に触れたこと無い人が読んだ時の感想って全く違うんだろうなぁ。
自分の会社の人間に回して読んでもらおう。
果たして読める人がどれくらいいるのだろうか。。。。。


2014年12月14日日曜日

Eclipse Siriusを使ってみた

2014/10/24 にSirius2.0.0がリリースされたということで使ってみました。

Eclipse Siriusとは



  • EMF、GMFをベースにグラフィカルなモデリングワークベンチを作成可能
  • ダイアグラム、テーブル、ツリーなどが簡単に作成可能
  • Siriusの設定ファイルは動的に解釈されるため、動的に画面を確認することが可能。

使用事例


結構沢山なところで使われています。といっても、殆どがSiriusを作成した、Obeoのツールです。


使ってみた感触

ダイアグラムを作成するのは、Get Start を参照すると作成は可能。
操作感も悪くないので、社内ツール等には使えそう。
しかし、Get Start 以上のことをやろうとするとドキュメントが少ないため、結構苦労する。特に日本語ドキュメントは皆無。

今後同じようなことをする人のためドキュメントを作成していった方がよいのかなと。


簡単なサンプル

とりあえず、試行錯誤で作ってみたデザインとか抜きのFTA図作成ツール。

  • FTA図作成ダイアグラム
  • FTAツリー表示




もうちょっといいものを作れたら公開していこうかな。